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本屋徘徊。
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    用事で街に出たついでに、久しぶりに紀伊国屋書店に入った。

    しばらくぶりに美術書の売り場に立ち寄ってみると、信じられないくらい沢山のデザイン関係書があってびっくり。いまだかつて、日本でデザイン関連の本がこれだけ出版されている時代はなかっただろうな、というほど。
    ちょっとのつもりで、気づくと1時間くらい経過。
    私はあまりデザイン関係の本は買わない。昔はデザインの雑誌も購読していたし、旅に出るとスーツケースが重量オーバーになるほど本を買ったりもしていたけれど。
    今はたまにちらっと立ち読みするくらいで、たまに新規プロジェクトの気合い入れ用に雑誌を1〜2冊買う程度で(おまじないみたいなもの)、ほとんど買わなくなってしまった。

    世の出版物には、編集者の思いや愛が伝わる情報や刺激になる薬みたいな情報もあるけれど、そうではないクズのような情報も山のようにある(富士山級)。
    しかし紙に印刷されてしまった途端、なにかしら権威みたいな魔法が生まれてしまう、その怖さやインチキ臭さが鼻についた時期があり、あまりの情報の多さにも疲弊しきってしまったためだ。

    いや、正確には「あまりの情報の多さに、焦ったり翻弄されたりする自分にイヤになってしまった」ためだ。

    ゆえに巨大本屋は、人類の思念と煩悩を一気に背負い込んで帰ってくるような重さがあって、最近はたまにしか行かない。


    ついでにいうと、たまに本や印刷物に自分が載ってしまう機会があっても、編集者の方には申し訳ないのだが、開いてじっくり見てみようという気には全然なれない。もーなんだか恥ずかしすぎて「ウソだろ、これっ!」と自主回収したくなってしまうのだ。そのあたりもジャーナル不信の理由かも。(書いた原稿が載るっていうのは別ですが)

    というわけで、世の中のトレンドやらデザイン界のニューカマー情報にはとんと疎い。


    なんだけど!

    久々に、気になる背表紙を片っ端から覗い見ると、これが結構面白かったりするんだな。田舎から出てきたネズミの心境でした。

    ほほー、とか、へぇーそうなんだー、とか、割と素直に感心しつつ、立ち読みの嵐。立ち疲れて、ヤンキー座りで読み。(バーンズ&ノーブルみたいにイス出してくれよ、イス!←厚かましい)

    1冊は何か買おう、と思って物色の結果、今どきの椅子デザインの洋書を買った。
    世界の若手デザイナーの作品を紹介しているようなやつ。

    載ってるデザインは大学の卒業制作みたいなしょーもないのもあって感心しないけど、それぞれのスケッチとか制作プロセスとか工場の写真がたくさん載っていて興味深い。編集の意図はそっちだと思うが。

    みんな苦労してやってんのね、うんうん。みたいなオフ会気分になれるということで買い。

    (ちなみに、60年代以降生まれは絵が下手だな。それ以前の人は手描きがめちゃめちゃ上手い。70年代以降生まれに至ってはCGめちゃめちゃ上手いけど。)


    書店、たまに行くと楽しいなぁ。

    今後は毛嫌いしないで、もっと雑誌や本も読んでみるか、と考えを改めた次第。(ただし引き続き立ち読みですが)
    | chiori66 | 21:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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